2017年12月25日月曜日

教育の基本6  一人ひとりの幸福論を

6月に入って幸福論も盛り上がったある日。廊下で3年生のグループが声をかけてきた。

「校長先生、幸せですか。学校は楽しいですか。」
「幸せです。楽しいなあ。」
「どんな時に幸せや楽しさを感じますか。」
さすが3年生、いいところをついてくる。
私は、立ち止まって大きく息をした。

妻がいて娘(こ)がいて我に新茶あり

それにね。学校でみんなと幸福論を話し合うときが最高だな。

 みんな納得とうなずいた。

「俳句の指導をしてください。それにもう少し詳しく幸福についての話を聞きたいです。」
「担任の先生と相談をして、私を招待してくれるといいんだが。」

直ぐに招待状が来た。学級指導か道徳の時間を取って「俳句ゲームと幸福論について」の1時間を過ごして。

これをきっかけに、次々と学級からの招待状が来るようになった。

勿論、その中に「学級担任と折り合いの悪いクラス」「いじめ問題のあるクラス」「数学の授業が成立しないクラス」が含まれていた。

指導に入るチャンス到来。

先ず、俳句ゲームで心をほぐし、幸福論で生き方についての基本を説く。
特にいじめ問題を抱えているクラスでは、生き方についてクラス全体の下地をアップしなければならない。


授業の最後にレイモンド・チャンドラーの「逞しくなければ生きていけない。しかし。優しくなければ生きていく資格がない。」という言葉を投げかけて終わりにした。

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