2018年5月27日日曜日


教育の基本18   教師の力量に期待

 後輩に超一流と言われる大学の英文学部を出て海外留学も経験して、同時通訳もペラペラで同僚も先輩も後輩も羨望の的であった。

 ところが学級担任や教科担任になって生徒の指導に当たると生徒の多くから反抗されて上手く学級経営や教科経営ができない。ひどい時には抵抗するグループができてしまう。

 そんな時に生徒たちに意見を聞いてみた。
 その時の一番の問題点はえこひいきをする。次に自分の出身大学のことや留学の事など自慢をして、できない生徒に非難めいた発言をするということであった。

 「だけど実力はあるぞ。」と言うと、「そんなの問題外。」という。なるほど生徒の気持ちは生徒に聞いてみないことには分からない。

 教師の資質能力を問う場合、第一に教師の人柄が問題になる。教師の資質として生徒を受容できる心の広さ、公正、温厚、ユーモアなどが求められる。次に専門家としての能力、教科専門の実力と臨機応変に授業を展開していくプロデュース力が重要である。

 ペーパーテストで高得点をとる教師は多いが残念ながらプロデュース力のある教師にはあまりお目にかからない。

 小さい時から遊びの経験のないまま大人になって臨機応変に対応する能力を身につけないままの教師ができあがってしまう。

 スポーツクラブや部活動の体験のある教師はその点臨機応変の能力が身ついていて集団への適応力や集団を引っ張っていく力がある。

 これから教師を目指す若者に期待することを教員養成課程を持つ大学や教員採用や現職教育にかかわる教育委員会にその具体的な内容の公開を要望する。

「人の短をいう事なかれ、己が長をとく事なかれ。」改めてかみしめる。

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