2018年6月21日木曜日

教育の基本 38 トップダウン & ボトムアップ

 大分県が誇るキヤノン株式会社の会長、御手洗冨士夫氏が社長時代に発言した言葉が強く私の心に残る。

「トップの任務は知恵を出し、目標を決め、戦略を立て、そして先頭に立って結果を出すことだ。」
「実行段階では現場からの意見をくみ上げて、自分の意見をチェックし、修正するのは当然のこと。」
「部下に知恵を借りるのなら、その部下が上に立った方がいい。」
「上に行くほど私的な生活はなくなる。嫌ならおりろ、といいたい、全体をよくすることに意義を感じるのが管理職だ。」

 企業に限らずあらゆる組織の管理職に参考となる発言である。

 学校では、校長としてトップダウンができる資質能力が要求される。
学校の教育目標やカリキュラムの設定と実行に移すための戦略についての大枠についての提言を感動的に熱意をもって語ることを要求される。
具体的な取りくみや内容については教職員全員参加によるボトムアップを引き出すコミュニケーション力が管理職に要求される。
物つくりの企業と人を育てる教育では、トップダウンとボトムアップの比率が異なってくる。教育管理職のトップダウンの割合は3程度でどちらかというと全員参加のボトムアップ7程度にしてはと思っている。
教育活動は全教職員参加のチームワークが基本である。文部省や教育委員会や一人の管理職では子ども一人を育てることもできない。
そのことを強く受け止めて、文部省・教育員会・管理職は日本の教育の在り方を構築し実施していかなければ、すべては絵に描いた餅になる。
 校長は大いに夢を語り、夢を実現させる具体的な一手を提言できるだけの資質能力を持ちたいものである。トップとしての自覚のないトップが大変な問題を起こしている。トップの使命と責任は大きい

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